Q & A
パートナーズプロジェクトでは、法律・税務・社会保険に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。
ぜひ日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。
2023.05 収入印紙の交換制度
収入印紙の額面を間違えて購入してしまいました。
どうしたらよいでしょうか?
収入印紙には交換制度があり、額面を間違えて購入したり、不要になった場合は、交換することができます。
収入印紙の交換制度は、未使用の収入印紙を郵便局に提出し、所定の手数料を支払うことで新しい収入印紙と交換できるというものです。
明らかに収入印紙を貼る文書に該当しないものに誤って貼ってしまった場合も交換可能です。
(封筒・白紙、登記申請書やパスポートの引換書等)
交換が受けられない場合もあります。
未使用であっても汚損またはき損されたものは交換を受けられません、
貼り付けた部分を切り取る、用紙からはがす等をした収入印紙を郵便局に持参しても交換は受けられません。
封筒などの書類に貼り付けたまま郵便局に持ち込んで下さい。
交換の場合、郵便局に提出する収入印紙1枚につき5円の手数料がかかります。
例えば、1万円の収入印紙1枚を持参して200円の収入印紙50枚との交換請求をした場合は、5円の交換手数料
逆に、200円の収入印紙10枚を2,000円の収入印紙1枚と交換する場合には50円(10枚×5円)の交換手数料 が必要になります。
なお、収入印紙の交換は収入印紙に限られており、現金や切手に交換することはできません。
又、契約書の印紙を貼るべき文書に過大に貼ってしまったり、貼りつけたものの使用する見込みのなくなった場合等には、
税務署に還付手続をすることにより、還付を受けられる場合があります。
詳しくは税理士にお尋ね下さい。