Q & A
パートナーズプロジェクトでは、法律・税務・社会保険に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。
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2021.01 県内の交通事故件数 と 妨害運転(あおり運転)の罰則の創設
1 令和元年 新潟県内で死亡交通事故は、何件発生していますか?
2 東名高速道路等での交通死亡事故等を契機に「あおり運転」が社会問題化し、令和2年6月30日から、新たに妨害運転(「あおり運転」)に対する罰則が創設されたが、その具体的な内容は?
1 昨年より減少したが、93名の方が死亡した。
2 新たな罰則の内容(令和2年6月30日施行)
Q1の説明
発生は、新潟市、長岡市で多く、死者数では、昨年と逆転し、新潟市は、11名。長岡市は、15名でした。
Q2の説明
① 妨害運転(「あおり運転」)により、他の車両等の通行を妨害する目的で交通の危険を生じさせるおそれのある方法により一定の違反をした場合。
罰則 3年以下の懲役または50万円以下の罰金
違反点数 25点
行政処分 免許の取消(欠格期間2年)
②著しい交通の危険を生じさせた場合
高速道路等において、他の自動車を停止させ、その他道路における著しい交通の危険を生じさせた場合
罰則 5年以下の懲役または100万円以下の罰金
違反点数 35点
行政処分 免許の取消(欠格期間5年)
③ 免許の仮停止処分の対象に追加
妨害運転(「あおり運転」)により、交通事故を起こした人を死傷させた場合は、免許の仮停止の対象となり、30日以内の範囲で免許の仮停止処分をすることができるようになりました。
④ 自転車の「あおり運転」を危険行為として規定(道路交通法施行令)
他の車両を妨害する目的で執拗にベルを鳴らす、不必要な急ブレーキをかけるなど、自転車の「あおり運転」を危険な違反行為と規定し、3年間に2回違反した14歳以上の者は「自転車運転者講習」の受講が義務づけられます。