Q & A
パートナーズプロジェクトでは、法律・税務・社会保険に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。
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2019.12 労働条件通知書作成について
労働条件通知書について特に気を付けることは?
ひとつひとつの労働条件について具体的に説明して従業員にきちんと内容を理解してもらう必要があります。
労働契約を結ぶに当たっては、事業主は従業員に対して労働条件を明示しなければなりません。
重要なポイントとしては
① 労働契約はいつまでか。
② 期間の定めがある契約の更新についてのきまり。→更新があるかどうか、更新する場合の判断の仕方 など
③ どこで、どんな仕事をするか。
④ 就業時間や休みはどうなるのか。→始業時間・就業時間、残業の有無、休憩時間、休日・休暇、交代制勤務
のローテーション など
⑤ 給与の支払いについて。→給与締日・支払日、給与の内訳 など
⑥ 退職する際のきまり。→解雇事由、いつまでに退職の意思を事業主に報告するか など
これら以外の労働契約の内容についても、できる限り書面などにする必要があり、正社員・パート・アルバイト関係なく交付する必要があります。
口頭だけでは伝わりづらかったり分かりにくかったりする点も書面にすることで、お互いに再度よく見直すこともできます。
参考文献<厚生労働省HP>