『高齢化+人口減少社会+新型コロナ』(令和3年版)
令和2年は、新型コロナ感染症パンデミックの年でした。
今年もコロナ感染症の「影響」(光と影)は、過大でしょう。
「影」は、コロナ感染症予防の為の「新生活様式」です。「三密」回避の生活です。従来の日常(飲み会、卒業式、コンサート、旅行等)が、自由に出来ないのです。関連業界は、大打撃を受けました。一方「光」も、あります。巣ごもり消費、Web会議、在宅勤務等、新しい需要が激増しています。
ところで、新生活様式は、『高齢化+人口減少社会』の解決手段になり得ます。新生活様式は、AIの利活用に適合的です。通勤不要なら、体力低下の高齢者も、パソコンで在宅勤務が出来るでしょう。新たな需要に応じて技術開発・供給がなされるでしょう。ただし、従来型の生活様式(人と人との接触が不可避)の重要性が無くなる訳ではありません。コロナ感染症予防と両立可能な方法・手段の開発・提供が期待されます。
コロナ感染症蔓延が齎した新生活様式は、日本の社会構造を根本的に変え、更に変化を加速させるでしょう。
激変する時代、振り回される事無く、悠々と生きましょう。
プロフィール
高野 毅TAKANO Takeshi
- 高野・星野法律事務所
- 弁護士