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■先端特化Q&A【公益・NPO法人】


ここでは、公益・NPO法人に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。

17/08 公益-023 ボランティアの金銭的価値

 現在公益法人を運営しておりますが、その活動を推進する上でボランティアの方々の協力が欠かせません。

 ボランティアの方々について賃金の支払いは行っていないのですが、ボランティアの貢献を会計上示すことは可能ですか

 金額を合理的に算定できるなら注記しても良いが、日本の会計基準では一般的ではないと考えられています。

 本来の活動がボランティアの方々のお力によって運営されているのであれば、これを事業費等に含めて対外的に示したいというお考えがあることはわかります。しかしながら「ボランティアの無償支援」を金銭的に計上するのであれば、その客観的根拠を明示しなければならず、通常これは困難です。

 日本の公益法人会計においても、ボランティアの協力により運営が行われている事例は沢山ありますが、ボランティア活動の貨幣価値を算出するのは難しい上に、恣意性の介入が否定できないと言う問題が生じます。

 活動のすべてを会計で表現すると言うことではなく、活動報告書や財産目録に計上すべきものはお金に関わる事に限定と考え、ボランティア等の寄与については事業報告書等で明示していくという運用をお考え下さい。

参考文献<『ここからはじめるNPO会計・税務』>

(平成29年8月掲載)

※本問は掲載時点の法律・法令等に基づいて作成されていますので、その後の改正等に御注意下さい。また、本問を参考に意思決定をする場合は、必ず信頼できる専門家の助言、確認を受けていただくよう、お願い致します。

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