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■先端特化Q&A【国際税務】


ここでは、国際税務に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。

16/01 国際-022 海外移住での年金について

 定年退職後に長年の夢だった海外移住を考えています。

 ところで、海外移住後も移住先で年金は受け取れるのでしょうか?

 また、年金に課税されている所得税はどうなりますか?

 海外移住先でも年金は受け取れます。

 所得税については、移住先国が「租税条約締結国」の場合は移住先国の税金が課税されます。

 海外で年金を受け取るには以下の手続きが必要です。

  1. 居住市町村の役所に「住民異動届」を提出。
  2. 現住所を管轄する年金事務所で以下の用紙を入手し提出。
    • 「年金の支払いを受けるものに関する事項」
    • 「年金受給者・住所支払金融機関変更届」

 また、年金を受け取る金融機関は、日本、海外の金融機関のどちらでも指定できます。

  • 日本で年金を受け取る場合
    年金支給額から規定控除額を引いた金額の20%が所得税として課税されます。
  • 移住先国で年金を受け取る場合
    移住先国が年金に関わる租税条約締結国の場合は、「年金の支払を受けるものに関する事項」と共に「租税条約に関する届出書」を現住所を管轄する年金事務所に提出すると、現地で移住国の税金が課税されます。
    ※租税条約締結国については国税庁のHPで確認できます。

 なお、海外に移住して年金を受け取る場合は、年1回の「現況届」の提出が必要になります。

 移住国先によっては、上記の他に提出を求められる書類がある場合があります。

参考文献<海外移住.com>

(平成28年1月掲載)

※本問は掲載時点の法律・法令等に基づいて作成されていますので、その後の改正等に御注意下さい。また、本問を参考に意思決定をする場合は、必ず信頼できる専門家の助言、確認を受けていただくよう、お願い致します。

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