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■先端特化Q&A【建設業】


ここでは、建設業分野に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。

16/01 建設-018 モデルハウスの建設について

 当社は一般住宅建築販売業を営んでおります。このたび、モデルハウスを建築し、展示後にそのまま顧客へ販売しようと考えております。この場合の会計処理方法を教えて下さい。

 展示後販売する目的で建築したモデルハウスについては、棚卸資産として計上します。

 展示期間終了後にそのまま販売するモデルハウスは、販売を目的としているため棚卸資産とすることが妥当です。

 しかし、仕様・構造等の展示を目的とし、展示後取り壊される等の販売を目的としていないモデルハウスについては固定資産に計上し減価償却を行います。

 この場合、耐用年数についても注意が必要です。

 展示用モデルハウスは、広告宣伝用の見本品としての性質を持つため、建物としての本来の居住等の用途に供されるのではありません。また、比較的短期間で取り壊しが行われることから、「簡易建物」の「仮設のもの」という区分に属し、通常の耐用年数より短い7年を適用することとなります。

 また、モデルハウスにソファや寝具などを設置する場合がありますが、こちらも建物と同様の考え方で、展示後建物と一緒に販売する場合は棚卸資産となり、展示後別のモデルハウスに設置する場合は固定資産となります。

参考文献<国税庁HP・『減価償却実務問答集』(財)納税協会連合会>

(平成28年1月掲載)

※本問は掲載時点の法律・法令等に基づいて作成されていますので、その後の改正等に御注意下さい。また、本問を参考に意思決定をする場合は、必ず信頼できる専門家の助言、確認を受けていただくよう、お願い致します。

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