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■Q&A【税務】
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ここでは、法律・税務・社会保険に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。

08/05 税務-76 相続発生によるアパートの家賃収入、税金申告は?
 1月に亡くなった父の相続財産の中にアパートがあり、このたび分割協議もまとまり母が相続することになりました。このアパートの家賃の税金申告はどのようにしたらよいのでしょうか。なお、相続人は母と子2人の計3人です
この家賃は、相続開始から遺産分割確定まではすべての相続人が法定相続分によって分けます。(配偶者2分の1、子2人は4分の1ずつとして確定申告)
解説  分割協議確定後はそのアパートを相続した人のものとなります。(配偶者は前項の2分の1と分割後の収入を合計して確定申告することになります。)【最高裁(2005.9.8)判決】
 ただし、遺言による場合は最初から遺言によりアパートを取得するので家賃も全部が取得した人のものとして申告することになります。
 民法では、「遺産の分割は相続開始の時にさかのぼってその効力を生ずる」とあることから遺産を相続した者が家賃も全部俺のものと考えてしまいがちであるが、最高裁判決では「家賃収入は相続財産とは別個の財産であり、遺産分割まではその相続分に応じて各相続人がそれぞれ単独で取得するもの」として扱われるとしている。
 所得税でもこの考えに従っています。
(平成20年05月掲載)

※本問は掲載時点の法律・法令等に基づいて作成されていますので、その後の改正等に御注意下さい。また、本問を参考に意思決定をする場合は、必ず信頼できる専門家の助言、確認を受けていただくよう、お願い致します。

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