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■Q&A【法律】
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ここでは、法律・税務・社会保険に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。

16/07 法律-172 贈与の撤回

 以前から友人が欲しがっていた私の時計。先日、この時計を友人にあげることにしました。友人は大変喜んでいましたが、数日後に、私はこの時計が生産終了したものだと知り、返してもらおうと思いました。しかし、友人は一度もらったものだから・・・と返してくれません。契約書は結んでいないので、返してもらうことはできますか?

時計を返してもらうことはできません。

解説
(贈与とは)
自己の財産を無償で相手方に与える意思を示し、相手方がそれに受諾することによって成り立つ契約です。
(契約の撤回)
書面によらない贈与はいつでも撤回できますが、既に履行の終わった部分については撤回できません。
(まとめ)
今回のケースでは「時計をあげる」という意思表示、「時計をもらいます」という相手からの受諾、「時計の引き渡し」という履行が終わっているので、返してもらうことは難しいでしょう。

参考文献<民法 第五百四十九条、第五百五十条>

(平成28年7月掲載)

※本問は掲載時点の法律・法令等に基づいて作成されていますので、その後の改正等に御注意下さい。また、本問を参考に意思決定をする場合は、必ず信頼できる専門家の助言、確認を受けていただくよう、お願い致します。

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