space
space
■Q&A【法律】
line

ここでは、法律・税務・社会保険に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。

14/04 法律-145 食品表示の規制について

 当社はステーキハウスを営んでいます。成型肉を和牛サイコロステーキとして店頭広告を出しましたが、お客様から食品偽装ではないかとのご指摘を受けました。

 このような広告は法律に触れるのでしょうか?

「不当景品類及び不当表示防止法」による規制の対象となります。
解説

 消費者であれば、誰でも良い商品やより質の高いサービスを求めることは当然のことだと思います。

 しかし、その商品やサービスが実は他の商品やサービスよりも質が悪いにもかかわらず、より良く見せた表示や過大な景品などの提供が行われたりすると判断を誤り、その商品・サービスを購入してしまい、不利益を被る恐れがあります。

 不当表示や不当景品から消費者の利益を保護するための法律が「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」です。

 この法律で禁止されている不当表示には「優良誤認表示」、「有利誤認表示」、「その他誤認されるおそれのある表示」の3つがあります。

 ご質問の場合、成型肉を和牛サイコロステーキとして広告し、消費者に和牛を提供するように勘違いさせる嘘の広告は、「商品・サービスの品質や規格、その他の内容について実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に誤認される表示」の「優良誤認表示」に当たり、この法律の第4条1号(不当な表示の禁止)によって規制されます。

 このような広告は消費者庁から「排除命令」「警告」「注意」などの措置命令が下されます。

 罰則も設けられており、措置命令に反した場合、2年以下の懲役又は300万円以下の罰金が科されます。

 食品に関しては2015年に食品表示法の施行が予定されていますが、現在ではJAS法、食品衛生法、健康増進法などの規制を受けますので、誇大広告や錯誤を生む広告はおやめ下さい。

参考文献<不当景品類及び不当表示防止法>

(平成26年4月掲載)

※本問は掲載時点の法律・法令等に基づいて作成されていますので、その後の改正等に御注意下さい。また、本問を参考に意思決定をする場合は、必ず信頼できる専門家の助言、確認を受けていただくよう、お願い致します。

iconQ&A法律目次へ戻る

line
© Partners Project - All rights reserved.