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■Q&A【法律】
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ここでは、法律・税務・社会保険に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。

13/12 法律-141 インターネットで購入した商品の返品

 インターネット・オークションで洋服を購入しました。ところが、実際に届いた洋服が思っていたイメージと違ったため返品を申し出たのですが、「『自己都合の返品不可』の記載があるので受け付けられない」と言われてしまいました。このような場合にクーリング・オフはできないのでしょうか。

通信販売にはクーリング・オフ制度がありません。
掲載事項に『返品不可』等の特約が記載されている場合には、商品に傷や欠陥がない限り原則として、返品はできません。
解説

 売買などの契約は当事者が自由に行うことができ、当事者が申込みと承諾の意思表示をしてはじめて、契約が成立することになります。契約が成立した以上はそれを守らなければならず、契約解除、取消はできないことになります。

 例外としてクーリング・オフ(無条件解約)制度がありますが、インターネットショッピングやテレビショッピングなどの通信販売には、訪問販売や電話勧誘販売のようにクーリング・オフ制度はありません。ただし、返品等についての特段の記載がない場合は、商品が引き渡された日又は権利の移転を受けた日から起算して8日間は契約の申込みの撤回や契約解除を行うことができます。この場合には、返品等に要する費用は購入者が負担しなければなりません。(特定商取引法 第十五条の二)

 よって、広告に予め『返品不可』等の特約が記載されている場合は、原則として契約の解除ができませんので、注文時には返品等の記載内容をよく確認してから行いましょう。

(平成25年12月掲載)

※本問は掲載時点の法律・法令等に基づいて作成されていますので、その後の改正等に御注意下さい。また、本問を参考に意思決定をする場合は、必ず信頼できる専門家の助言、確認を受けていただくよう、お願い致します。

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