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■Q&A【法律】
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ここでは、法律・税務・社会保険に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。

10/11 法律-104 迷惑な隣家の木の枝を、勝手に伐採してもよいか。

 隣家の柿の木の枝が私の家の前までのびてきて、秋になると実や葉が庭に落ち、掃除に困っています。
 私が勝手に枝を切ってもよいでしょうか。

 隣家の了承なしに、勝手に枝を切ることは出来ません。
解説

 民法233条1項に「隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる」と規定しています。
 従って、木の所有者に対して枝の切除をお願いする事は出来ますが、勝手に枝を切るという事は出来ません。もし勝手に枝を切ってしまった場合、木の所有者から損害賠償を請求されてしまう場合もありますので、注意が必要です。
 もし木の所有者が了承のうえで枝の切除をする場合でも、後のトラブル回避の為に、承諾書等を作成した方がよいと思われます。またお隣同士なので、訴訟までして切除を求める気になれないというのであれば、調停を申し立てることをお勧めします。
 なお民法233条2項には「隣家の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる」とあります。木の根により被害が及ぶのであれば、所有者の了承なしに根を切ることができますが、庭を汚すのは実や葉の方ですから切らない方がよいと思います。

参考文献<弁護士ドットコム>

(平成22年11月掲載)

※本問は掲載時点の法律・法令等に基づいて作成されていますので、その後の改正等に御注意下さい。また、本問を参考に意思決定をする場合は、必ず信頼できる専門家の助言、確認を受けていただくよう、お願い致します。

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