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■Q&A【法律】
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ここでは、法律・税務・社会保険に関して、日常よく出くわす身近な問題を中心にQ&A形式でわかりやすく解説しています。日頃の経営問題の解決にお役立て下さい。

09/01 法律-82 突然、封緘物が送られてきた時の対処法

 何の予告もなしにある会社から封緘物が送りつけられてきました。
 中に何が入っているか不明です。へたに開封して料金を請求されたらと心配です。このような場合にはどのような対処法があるのでしょうか。

14日間は保管し、その後処分してもかまいません。または、業者に引取りを請求して7日間そのままであれば、処分してもかまいません。
解説

 注文もしていないのに一方的に商品を送りつけてきて、代金を請求する商法を「お しつけ商法」、ネガティブ・オプションと言います。
 届いた商品は14日間放置(黙って未使用のまま保管する)しておけば自由に処分 してかまいません。また、業者に引き取り請求をした後7日間保存した後は自由に処 分できるようになります。

 特定商取引法第59条では、以下の起算の規定があります。
 販売業者は、売買契約の申込みを受けた場合におけるその申込みをした者及び売買契 約を締結した場合におけるその購入者(以下この項において「申込者等」という。)以 外の者に対して売買契約の申込みをし、かつ、その申込みに係る商品を送付した場合 又は申込者等に対してその売買契約に係る商品以外の商品につき売買契約の申込みを し、かつ、その申込みに係る商品を送付した場合において、その商品の送付があつた 日から起算して十四日を経過する日(その日が、その商品の送付を受けた者が販売業 者に対してその商品の引取りの請求をした場合におけるその請求の日から起算して七 日を経過する日後であるときは、その七日を経過する日)までに、その商品の送付を 受けた者がその申込みにつき承諾をせず、かつ、販売業者がその商品の引取りをしな いときは、その送付した商品の返還を請求することができない。

 気になるようであれば、普通郵便については表に付箋を貼り「この郵便物は受け取 り拒否します。」と住所、氏名を書き押印して郵便局に持っていけば、「受取拒否」と して差出人に送り返すことができます。
 代金引換郵便を利用して送りつけ、家族が何かわからないけれどとりあえず届いた ので代金の払ってしまうケースなどもあります。時間と費用をかければ、お金を取り 返せますが、実際には泣き寝入りすることもしばしばあります。ネガティプ・オプシ ョンと気がついたら、すぐに郵便局や宅配業者に連絡をとって、支払凍結の申出をし て下さい。

(平成21年01月掲載)

※本問は掲載時点の法律・法令等に基づいて作成されていますので、その後の改正等に御注意下さい。また、本問を参考に意思決定をする場合は、必ず信頼できる専門家の助言、確認を受けていただくよう、お願い致します。

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